圧力鍋と「活力なべ」

圧力鍋ってどんな鍋？

密封された鍋が、内部の気圧を高める→沸点が高くなり内部は１２０度くらいになるため、
●　調理時間が大幅に短縮される→光熱費の節約ができる。
●　素材の旨みを損なうことなく調理できる。（↓の理由だろうか～。不思議においしいんですよ。）
●　少量の水で調理できるので、ビタミンなどの流失が防げる。密閉されるので
水蒸気に混じって失われるミネラル分なども残る。
水溶性ビタミンの損失は約半分！熱に弱いビタミンも、高い温度で短時間調理のため、
ほとんど失われないらしい。
●　皮や筋、小骨などの硬たんぱく質も温度が上がると、一部ゼラチン化してやわらかくなり、
コラーゲンやカルシウムもたっぷり摂れる。
●　高温殺菌できる。（保存ビンの消毒など）

ご飯を炊くときに、釜のフタの上に重石をのせてたくほうが美味いなんていうのは、この圧力鍋と同じ原理。
アウトドアで使うダッチオーブンもそうなのです。おいしさには理由があるんですね。

何が得意？

○　時間がかかる煮物→豚の角煮、タンシチュー、どて焼きなど
○　蒸し物→茶碗蒸しやプリンなどがすが立ちにくく、早くできます。大きな魚を一匹蒸したり、
じゃがいもをまるまる蒸したりも早くておいしい～～！
○　2段調理（注：深くて大きな圧力鍋）や同時調理→
　下でスープを作りつつ、うえで鳥の蒸し物とか、下で炊き込みご飯、上で茶碗蒸しなど。
　小さめの鍋でも小さい器に何個かに分けて離乳食作りなどが出来る。
○　薄味の煮物→素材の味が凝縮されるので、汁の味を薄くしても大丈夫。

で、「活力なべ」って普通の圧力鍋とどう違うの？

アサヒ軽金属工業という会社が作っている
一般の圧力鍋より圧力が高い（2.41気圧）ため、鍋の内部は128℃もの高温になるので
より早く、おいしく調理できる鍋です。低圧にも切り替え可能。
全面5層一体成型（スーパー活力なべは7層）なので、高級ステンレス鍋として、また、
スーパー活力なべは浅いのでスキレット（深めのフライパンのようなもの）としても利用可能です。
　

そんなに違いなさそうだし、別に普通の圧力鍋でいいよね？
「圧力鍋の選び方」のページご参照ください。
それのすべての要素を満たしているのが私にとってはスーパー活力なべ
だったわけですが、買おうとしている方全員に当てはまるかは？です。
圧力鍋でなくて「だんなの選び方」「参考書の選び方」
「パソコンの選び方」いろいろあるけど、結局は自分に合うかどうか（笑）
最低限の条件をクリアできたらあとは実際手に触れてみるのが一番です！